労働基準監督官


公務員試験・採用情報ガイド

労働基準監督官(労基)


厚生労働本省又は全国各地の労働局、労働基準監督署に勤務します。
労働基準法、労働安全衛生法などに基づいて、工場、事業場などに立ち入り、帳簿・書類の点検、関係者の尋問、機械・器具の構造規格の検査、作業環境の測定などを行い、違反があった場合は司法警察員としての職務に従事します。

<採用後の流れ>
採用後は独立行政法人労働政策研究・研修機構労働大学校及び配属された各労働基準監督署において、通算1年間の研修等を受け、労働基準法などの施行に関する業務に従事します。
なお、その後は全国各地に転勤することを原則としています。

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受験資格


1. 試験が行われる年の4月1日現在で、21歳以上30歳未満の者
(昭和59年4月2日から平成5年4月1日までに出生)
2. 試験が行われる年の4月1日現在で、21歳未満で次に掲げる者
(平成5年4月2日以降に出生の者)
(1). 大学、短大又は高専を卒業した者及び翌年3月までに大学を卒業する見込みの者
(2). 人事院が(1)に掲げる者と同等の資格があると認める者

申し込み方法


原則としてインターネットで申し込みます。受付期間中に下記のインターネット申込専用アドレスへアクセスして、事前登録と申し込み手続きを完了させます。
http://www.jinji-shiken.go.jp/juken.html
※インターネット申し込みができない環境にある場合は、受付期間前に余裕をもって電話で、受験案内に記載されている第1次試験を所管する労働局まで問い合わせを行います。

試験日程


平成26年度の労働基準監督官採用試験は下記の日程で行われます。

受験案内等配布開始 2月3日(月)
受付期間(インターネット) 4月1日(火)〜4月14日(月)
第1次試験 6月8日(日)
第1次試験合格発表 7月1日(火)
第2次試験 7月16日(水)〜7月18日(月)
第2次試験合格発表 8月20日(水)


試験区分


次の試験区分から1つを選んで受験します。
・労働基準監督A(法文系)
・労働基準監督B(理工系)

試験内容


平成26年度の労働基準監督官採用試験は下記の内容で行われます。

試験 試験種目 配点比率 解答時間
第1次試験 基礎能力試験
(多枝選択式)
2/7 2時間20分
専門試験
(多枝選択式)
3/7 2時間20分
専門試験
(記述式)
2/7 2時間
第2次試験 人物試験 *
身体検査 *
身体測定 *

※ *は合否のみを判定

基礎能力試験(多枝選択式)・・・公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記試験
出題数は40題
 知能分野 27題 (文章理解[11]、判断推理[8]、数的推理[5]、資料解釈[3])
 知識分野 13題 (自然、人文、社会[13](時事を含む。))

専門試験(多枝選択式・労働基準監督官A)・・・48題出題、40題解答
(必須) 12題
労働法[7]、労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係)[5]
(選択) 次の36題から28題選択
憲法、行政法、民法、刑法[16]、経済学、労働経済・社会保障、社会学[20]

専門試験(多枝選択式・労働基準監督官B)・・・46題出題、40題解答
(必須) 8題
労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係、労働安全衛生)[8]
(選択) 次の38題から32題選択
工学に関する基礎(工学系に共通な基礎としての数学、物理、化学)[38]

専門試験(記述式・労働基準監督官A)・・・2題出題、2題解答
労働法[1]、労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係)[1]

専門試験(記述式・労働基準監督官B)・・・4〜6題出題、2題解答
(必須) 工業事情 1題
(選択) 工学に関する専門基礎(機械系、電気系、土木系、建築系、衛生・環境系、応用化学系、応用数学系、応用物理系等の工学系の専門工学に関する専門基礎分野)から3〜5題出題し、うち1題選択

人物試験・・・人柄、対人的能力などについての個別面接

身体検査・・・主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む。)、血圧、尿、その他一般内科系検査

身体測定・・・視力、聴力についての測定


試験地


平成26年度の労働基準監督官採用試験は下記の試験地で行われます。

第1次試験地札幌市仙台市、秋田市、東京都、新潟市、名古屋市、金沢市、大阪市、松江市、広島市高松市、松山市、福岡市熊本市、鹿児島市、那覇市
第2次試験地 : 上記太字都市

合格率


人事院にて発表されている、平成16年〜平成25年の申込者数と合格者数です。
平成26年度の採用予定数は次の通りです。
・労働基準監督A(法文系) : 約160名
・労働基準監督B(理工系) : 約40名

全体
年度 申込者数 第1次試験合格者数 最終合格者数 合格倍率
平成25年 3,973(1,127) 908(212) 401(117) 9.9倍
平成24年 4,985(1,461) 217(45) 99(22) 50.4倍
平成23年 4,175(1,233) 572(17) 213(50) 19.6倍
平成22年 4,167(1,222) 396(75) 177(47) 23.5倍
平成21年 3,490(1,024) 485(99) 216(59) 16.2倍
平成20年 3,102(929) 467(106) 192(50) 16.2倍
平成19年 3,120(882) 397(47) 131(23) 23.8倍
平成18年 4,636(1,295) 335(62) 127(26) 36.5倍
平成17年 5,983(1,571) 362(62) 144(35) 41.5倍
平成16年 6,843(1,814) 331(39) 147(22) 46.6倍

労働基準監督官A
年度 申込者数 第1次試験合格者数 最終合格者数 合格倍率
平成25年 3,071(980) 518(149) 259(86) 11.9倍
平成24年 4,028(1,307) 139(33) 70(17) 57.5倍
平成23年 3,439(1,110) 374(96) 150(42) 22.9倍
平成22年 3,429(1,127) 259(65) 128(41) 26.8倍
平成21年 2,839(916) 298(74) 151(48) 18.8倍
平成20年 2,479(826) 228(625) 121(34) 20.5倍

労働基準監督官B
年度 申込者数 第1次試験合格者数 最終合格者数 合格倍率
平成25年 902(147) 390(63) 142(31) 6.4倍
平成24年 957(154) 78(12) 29(5) 33.0倍
平成23年 736(123) 198(21) 63(8) 11.7倍
平成22年 738(95) 137(10) 49(6) 15.1倍
平成21年 651(108) 187(25) 65(11) 10.0倍
平成20年 623(103) 239(41) 71(16) 8.8倍

※ カッコ内は、女性数の内数です。

給与、年収


採用当初は、月額 20万5,202円。
※平成25年12月1日現在。行政職俸給表(一)1級26号俸が適用され、東京都特別区内に勤務する場合の例です。地域手当の支給されない地域へ採用された場合には、17万3,900円です。

また、下記の諸手当が支給されます。
・扶養手当 : 扶養親族のある者に、配偶者月額13,000円等
・住居手当 : 借家(賃貸のアパート等)に住んでいる者等に、月額最高27,000円
・通勤手当 : 交通機関を利用している者等に、1ヶ月あたり最高55,000円
・期末手当・勤勉手当(いわゆるボーナス) : 1年間に俸給などの約3.95月分

問合せ先


各労働局又は人事院各地方事務局・沖縄事務所

その他


労働基準監督官採用試験について、詳しくは人事院ホームページをご確認ください。
■人事院
http://www.jinji.go.jp/



労働基準監督官とは…
5,200万人の労働者の職業生活や生命と健康を守り、人間尊重の基本理念に立脚した法定の労働条件を確保することを任務とし、厚生労働本省又は全国各地の労働局、労働基準監督署に勤務して、労働基準法、労働安全衛生法などに基づいて、工場、事業場などに立ち入り、事業主に法に定める基準を遵守させることにより、労働条件の確保・向上、労働者の安全や健康の確保を図り、不幸にして労働災害にあわれた方に対する労災補償の業務を行います。
また、労働基準法などの法律違反の罪について、刑事訴訟法に規定する特別司法警察職員の職務を行います。特に最近は、賃金不払残業の防止や過重労働による健康障害防止対策等を推進する労働基準監督官の活躍が期待されています。


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