特許庁意匠審査職員採用試験


公務員試験・採用情報ガイド

特許庁・意匠審査官


意匠審査官は、独自に創作された新しいデザインである「意匠」の審査を行っています。特許庁の中で、意匠の審査を担当する部署に所属し、出願された意匠を、過去の出願意匠や、インターネット、カタログ、雑誌などに掲載された意匠と比較し、出願の意匠が登録できるものかどうかを判断します。出願される意匠は、自動車、電子計算機、カメラ、テレビ、椅子、人形など、工業的に生産されるあらゆる物品のデザインが含まれます。

意匠審査の主な業務フローは以下のとおりです。
(1)出願意匠の理解
出願された意匠の図面(又は写真等)から、創作された意匠の具体的な内容を把握

(2)先行意匠調査
出願関係資料、外国意匠公報、内外国雑誌・カタログ等に掲載された新製品デザインに関する750万件以上のデータベースから、出願の意匠と特徴が共通するものを検索

(3)意匠登録を行うか否かの判断
先行意匠調査の結果を踏まえ、出願された意匠が、意匠登録の要件である新規性(出願前に同一又は類似の意匠が存在しなかったこと)及び創作非容易性(容易に創り出せたものでないこと)等を満たしているかどうかを判断

(4)意匠登録を行う又は行わない(拒絶する)旨の決定
意匠登録の要件を満たしている場合は登録すべき旨を、満たしていない場合には、出願人等の意見を踏まえつつ拒絶すべき旨を決定、通知


試験内容は国家公務員総合職試験(大卒程度試験)レベル。意匠学に関する知識、能力、技術を必要とする業務に従事する官職(「一般職の職員の給与に関する法律」による専門行政職俸給表の職務の級2級に属する職員の占める係員の官職)への採用試験です。


<採用後の流れ>
採用後は、3カ月間の研修を修了した後、審査官補として任用されます。その後、審査官になるための研修と審査官補として一定期間(通常、入庁から4年間)の実務研修を経た後に、審査官に昇任します。

審査官昇任後は、勤務成績等に応じて審査の上級審としての審判部門を経験し、管理職へと昇進していきます。

また、審査業務には広範かつ高度な知識が求められることから、大学への派遣聴講、法律研修、語学研修、留学等の制度を整備し、審査官の資質向上を図っています。さらに、審査・審判業務だけではなく、意匠制度の見直しや審査運用ルールの整備を行う部署、各国特許庁等との協力を担当する国際部門などの業務を担当する機会もあります。


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受験資格


1. 試験が行われる年の4月1日現在で、21歳以上30歳未満の者
(昭和59年4月2日から平成5年4月1日までに出生)
2. 試験が行われる年の4月1日現在で、21歳未満で次に掲げる者
(平成5年4月2日以降に出生の者)
(1). 大学を卒業した者及び翌年3月までに大学を卒業する見込みの者
(2). 特許庁が(1)に掲げる者と同等の資格があると認める者

申し込み方法


特許庁ホームページにて公開されている申込用紙を印刷し、必要事項を記入し、できる限り郵送(簡易書留)により、「特許庁総務部秘書課任用第一係」へ送付します。

申込用紙を「特許庁総務部秘書課任用第一係」に提出します。
封筒の表に「○○受験申込書在中」と赤字で明記し、郵便で必ず簡易書留にして送付します。
※○○は試験の種類を記入します。

試験日程


平成26年度の特許庁意匠審査職員採用試験は下記の日程で行われます。

受験案内等配布開始 2月上旬
受付期間 4月1日(火)〜4月8日(火)
第1次試験 4月27日(日)
第1次試験合格発表 5月中旬
第2次試験 5月25日(日)
第2次試験合格発表 6月中旬
第3次試験 7月中下旬
最終合格発表 8月上旬


試験内容


平成26年度の特許庁意匠審査職員採用試験は下記の内容で行われます。

一種 試験種目 解答時間
第1次試験 専門試験(多肢選択式) 3時間
基礎能力試験(多枝選択式) 3時間
第2次試験 専門試験(記述式) 3時間30分
政策論文試験 2時間
第3次試験 人物試験 25分程度

専門試験(多肢選択式)・・・専門的知識、技術などの能力についての筆記試験 40題
デザイン概論、工芸概論、美学・美術史、材料学、色彩学、図学

基礎能力試験(多枝選択式)・・・公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記試験
出題数は40題
 知能分野 27題 (文章理解[11]、判断・数的推理(資料解釈を含む。)[16])
 知識分野 13題 (自然・人文・社会[13](時事を含む。))

専門試験(記述式)・・・専門的知識、技術などの能力についての筆記試験 7題
デザイン概論、工芸概論、美学・美術史、材料学、色彩学、図学、デザイン実技

政策論文試験・・・政策の企画立案に必要な能力その他総合的な判断力及び思考力についての筆記試験(資料の中に英文によるものを含む。) 1題

人物試験・・・業務の適性や人柄、対人的能力などについての個別面接、人柄、対人的能力などについての個別面接


試験地


平成26年度の特許庁意匠審査職員採用試験は下記の試験地で行われます。
第1次試験地 : 特許庁(東京都千代田区霞が関3-4-3)
第2次試験地 : 一次試験地と同じ
第3次試験地 : 一次試験地と同じ

合格率


特許庁にて発表されている、平成19年〜平成25年の合格者数と採用者数です。
採用予定数は、若干名です。

年度 申込者数 最終合格者数 採用者数 合格倍率
平成25年 60 2(1) 1(1) 30.0倍
平成24年 70 1(1) 2(1) 70.0倍
平成23年 128 2(0) 2(0) 64.0倍
平成22年 112 2(1) 56.5倍
平成21年 83 3(2) 27.7倍
平成20年 64 2(1) 32.0倍
平成19年 77 3(2) 25.7倍

※ カッコ内は、女性数の内数です。

給与、年収


採用当初(初任給)は月額 21万3,816円(行政職俸給表(一)2級1号俸)
大学院修士課程修了者は月額23万6,000円(行政職俸給表(一)2級9号俸)
※平成25年12月1日現在

また、下記の諸手当が支給されます。
・本府省業務調整手当 : 本府省内部部局の業務に従事する者(4,400円:行(一)2級の定額)
・扶養手当 : 扶養親族のある者に、配偶者月額13,000円等
・住居手当 : 借家(賃貸のアパート等)に住んでいる者等に、月額最高27,000円
・通勤手当 : 交通機関を利用している者等に、1箇月当たり最高55,000円
・期末手当・勤勉手当(いわゆるボーナス) : 1年間に俸給などの約3.95月分

問合せ先


特許庁総務部秘書課任用第一係
住所:〒100-8915 東京都千代田区霞が関3−4−3
電話:03-3581-1101(内線2016)

その他


特許庁 意匠審査官の採用について、詳しくは 特許庁ホームページをご確認ください。
■特許庁
http://www.jpo.go.jp/indexj.htm
■意匠審査官の採用について
http://www.jpo.go.jp/shoukai/saiyou/isyou_sinsakan.htm




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